今回の事件の概略と訴訟提起にいたりました経緯、何より今回の事件から生じる心配、恐れにつきましてご説明申し上げます。
ジュピターショップチャンネル株式会社は、当所が昨年まで2年間にわたりショップチャンネルで販売しておりました当所製品の「ダニ捕りマット」と酷似した類似品「ダニ捕りシート ダニの宿」を昨年までの「ダニ捕りマット」の放映と酷似した放映内容と手法で本年6月5日よりショップチャンネルで広告、販売を続けました(ただし、日革研究所の警告により現在は一時的に広告、販売を停止中)。
しかも、注文を受付けるオペレーターに両製品は同一の製品であると回答させるなどして視聴者、消費者を誤認混同させています。 当所の「ダニ捕りマット」はカタログ、TVショッピングはじめ長きにわたり、多くの人たち特にダニアレルギーやアトピー、ダニ被害でお悩みの人たちのご利用によって支えられてきました。 今回のショップチャンネルによる事件は、単なる類似品によるメーカーに対する権利侵害というより、不当な利得のために「ダニ捕りマット」と「日革研究所」への社会の信頼、信用を利用し、類似品「ダニ捕りシート ダニの宿」を販売したという点にその本質があると考えています。
また、この類似品「ダニ捕りシート ダニの宿」はテレビショッピングにおいて、「ダニを強力に集める」「集まってきたダニを粘着シートで捕獲して殺す」「3ヶ月後にシートを丸めて捨てるだけでダニの始末ができ、アレルゲンの原因となるダニの死骸や糞などが散らばらない」などという謳い文句で販売されています。
しかし、複数の防ダニ試験認定検査機関による同製品の殺ダニ効果試験の結果によりますと、同製品の殺ダニ効果は極めて乏しいことが判明しました。
ショップチャンネルの殺ダニ器の殺ダニ効果が極めて乏しいということは、その中に入ったダニが夏の高温、多湿の環境下で増殖を続けるということになります。 ダニ増殖の条件が整えば30匹のダニがわずか3ヶ月で10000匹以上に爆発的に増殖するといわれております。
殺ダニ器、しかも「ダニ捕りマット」、「日革研究所の信頼できる殺ダニ器」と錯覚させられて類似品「ダニ捕りシート ダニの宿」の使用を続けてしまったらどのような恐るべき事態が起きるか誰の目にも明らかです。
当所のショップチャンネルでの過去の販売実績から推定しますと今回の類似品がショップチャンネルを通して全国でおよそ10000世帯以上にも販売されていると思われます。 日革研究所のダニ捕りマット利用者のようにアトピーなどのダニ被害で悩んでいる人たち(当所のダニ捕りマットの70〜80%が健常者ではないという現実)が、誤認して類似品を使い続けたらどうなってしまうのか、深刻な健康被害が全国で起きるでしょう。
ショップチャンネルは一刻も早く自社が販売した「ダニ捕りシート ダニの宿」を回収しなければならないと考えます。
当所は、1500万世帯への電波の力で国民の健康被害につながりかねない商品を販売するショップチャンネルの行為について心から深い憤りと怒りを感じています。
そのようなショップチャンネルの行為の正当性について裁判所の判断を仰ぐためにこの訴訟を提起いたしました。
平成16年8月4日
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